パーソナルトレーニングが受けられるスポーツジムは、パーソナルトレーニング専門のジムよりも基本的には料金が安い場合が多いです。大手のスポーツクラブの場合は、1時間6,000〜7,000円が相場と言え、トレーニング時間は30〜60分、その他カウンセリングや食事サポートがサービスには含まれる場合もあります。パーソナルトレーニング費用に加え、月会費も発生しますが、その分パーソナルトレーニングの時間以外では施設内の設備（プール、お風呂等）、トレーニングエリア、スタジオプログラムなどを自由に使えるメリットがあります。

主要な大手スポーツジムの料金をまとめてみると下記のようになります。

※1：入会費用には、入会金、登録事務手数料を含む場合あり。
※2：料金形態は店舗またはプランによっても異なる。

大手スポーツクラブの料金形態は、パーソナルトレーニング以外にも月会費が存在し、その内訳は消費者ニーズの多様性が進み、携帯電話料金と同様に複雑化しています。隔週の利用を目的にしたものから、シニア料金、またはいつでも利用可能なものまで多種多様になっていて分かりづらくなっています。

スポーツジムでのパーソナルトレーニングのメリット・デメリット

スポーツジムのメリットはなんと言ってもその設備にあります。ロッカールームやお風呂はもちろんジムによってはサウナや日焼けマシンまで完備するところもあり、トレーニングマシンや自転車、トレッドミルなど豊富な台数を揃えています。また、スタジオレッスンを提供するところがほとんどで、パーソナルトレーニングを受けている時間以外は、自身の好みのレッスンを受けたり、自身で運動をすることも可能です。
その他、副次的なメリットとしては、スポーツジム内でコミュニティが形成されることもあります。特にシニア世代にとっては貴重な社交の場にもなっていると言えます。

一方でデメリットとしてあげられるのは、「知り合いに出くわす」ということがあります。会社や近所の人とプライベートな時間に会いたくないという人にとっては、非常に不快なようです。また、自身の体型などに強いコンプレックスがある場合は、運動中に「人に見られている」という感覚（実際に見られているかどうかは別として）がスポーツクラブを嫌煙する人に多いと言えます。そしてコロナ禍においては、不特定多数の人と出会わすため、感染リスクがどうしても高まってしまうという心配も出てきてしまいます。

近年パーソナルトレーニングを専門としたジムが急増しており、大手スポーツジムから独立して個人でジムをオープンする流れも進んでいます。その中で業界の大手といえばご存知の通りRIZAPであり、パーソナルトレーニングブームの火付け役といっても過言ではありません。個室で行われるためプライバシーが保たれ、食事の指導もきめ細やかに行われるのがこれらサービスの特徴であり、それに付随してサプリメントの販売も行われています。

全国各地に展開しているRIZAPの料金は、全国どこでも同一で、サービスの内容も画一的にマニュアル化されているため、サービスの質も担保されていると言えます。

ただし、RIZAPが強調するプロのトレーナーという基準に、『150時間の座学研修と100時間の実施研修が必須で、採用率が3％という厳しい条件』とありますが、この研修時間はスポーツ系の専門学校を卒業する生徒であれば誰でもクリアできる時間のため、決してプロと呼べるものではありません。あくまでもマニュアル化した中で素人が教えられる指導者に育つための最低限の時間と捉える方が無難、という点も付け加えておかなければいけません。

CREDOの価格帯は？

CREDOはトレーナーに関しては、中途採用しか行っておらず、現場での指導経験が豊富なプロ・トレーナーしか採用しておりません。その上で自社研修を行なっているため、少数精鋭での体制とならざるを得ず、ましては岩手県の場合はトレーナー数が絶対的に少ないため、なかなか拡大しづらいというのが現状です。