50年前、活動過多(多動)の子どもは「しつけ」の問題だと考えられていました。今日、注意欠陥多動性障害(ADHD)は、世界中で最も流行している小児障害です。
比較的軽度な問題であっても、何の働きかけもせずに、自然の成り行きに任せていると弱い部分はさらに弱くなって、ある時期から急に深刻な問題として表面化するということになりやすいです。また、最近の研究では、左右脳のコミュニケーションがうまくいかなくなると、子どもたちに共通した特徴が現れやすくなることがわかってきました。
他人と社交性を深めていくことが苦手な子どもたちは、自らの身体の動きを感じにくいため、身体の動きと感覚を結びつけて直感することができません。例えば、人が何を考えているのかを相手の顔の表情や、言葉の抑揚から解釈することができないなどです。
そういった特性を持つ子どもたちは、どうしてもテレビやYouTubeの視聴時間が長くなりがち…。たくさんの研究で、それすることによって脳の活動が低下することがわかっています。また、姿勢を保持する筋肉が萎縮しやすくなるんです。では、脳の成長に最も効果的な神経刺激が何かと言えば、実はそれが『運動』なんです。その子に合った正しい刺激を加えることで発育に必要な感覚や神経が育ち、成長を促します。
この度、盛岡市本宮に2号店目として誕生した運動療育型児童デイサービスCREDO本宮店。
7つの運動能力を伸ばし、子どもたちの神経、および感覚に刺激をあたることで脳を育むことを目的にしています。
※ 見学や体験は各施設で随時受付中です。ご予約の上お越しください。