代表インタビュー

「体を鍛える前に、まず“信じてきたもの”を疑ってみたんです。」
―プライベートジムCREDO代表・山門武志インタビュー(10周年特別寄稿)
「信じてきた“健康常識”が、あなたを苦しめていないか?」


その違和感は、あなたの中にある“本当の声”かもしれない。
|「痩せるにはカロリー制限」
|「運動すれば健康になる」
|「1日3食が人間の正しい食べ方」
気づけば、誰もが同じようなことを信じている。
でもその「常識」、いったい誰が決めたんだろう?
「壊れかけた自分」が、最初のスタートだった。
10年前、私は自分の指導法に絶望していました。
大学を出てスポーツトレーナーになったものの、現場では“結果”を求められ、数字に追われる日々。
栄養学も、トレーニング理論も、どこか腑に落ちなかった。
ある日、ふとしたことで『とある書籍』に出会ったんです。
そこには、私たちが信じてきた「健康の常識」が、ことごとく疑問視されていました。
「そうだったのか…」という感覚と同時に、怒りのような感情がこみ上げてきたのを、今でもはっきり覚えています。

誰かにとって都合のいい正解は、もういらない。


本当に欲しかったのは、“自分にとっての正解”だった。
それからというもの、海外の論文、書籍、現場の声、すべてをひっくり返すように読み漁りました。
『Why We Get Fat』は特に衝撃的でした。
カロリーではなく、“ホルモン”がカギだった。インスリンが、肥満と代謝を操っていたなんて…。
これまで自分が学んできたこと、やってきたことは、誰かにとって“都合のいい情報”だったのかもしれない。
私は、もう一度ゼロから「体と心の整え方」を考え直すことにしたんです。
「教える」のではなく、「一緒に整える」場所を。
北上市にプライベートジムCREDOを開いたのは、もっと静かな、もっと本質的な空間をつくりたかったから。
SNSでバズるような劇的ビフォーアフターよりも、毎日の食事、眠り、思考のクセ、そういった“見えない習慣”を丁寧に見つめ直せる場所を。
実際にCREDOに通ってくれている方の中には、「何をしても痩せなかった」、「人の目が気になって、ジムに通えなかった」そんな声をたくさんいただきます。
でも、誰も悪くない。
間違っていたのは、「あなた」ではなく、「与えられた情報」だっただけです。

「体を変える前に、“信じてきた常識”を変えてみませんか?」


「目覚める」って、体じゃなくて“感覚”の話かもしれない。
CREDOで変わっていくのは、体だけじゃない。
あるお客様はこう言いました。
「あの時、CREDOのドアを開けたことが、人生を変えるきっかけだったんです」
泣きそうになりました。
10年間、何度も迷い、揺れながら、でも諦めずに続けてきてよかった。
私たちは、筋肉を売っているわけではありません。
「自分を取り戻す力」を育てているんです。